私流!高麗人参の選び方

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高麗人参が育つ最適な土壌とはどこか

高麗人参は生育力がとても弱く、生育に適さない土壌では全く育つことができません。まずたくさん水を含む場所は適していません。高麗人参はとても水に弱く、水分が多いとその時点で腐ってしまいます。

 しかし、植物であるので全く水がないと生きていけません。元々が落ち葉が腐って堆積した腐葉土に育っていたものなので、理想としての水分量は50パーセントから60パーセントを常に保つ場所が適切だとされています。

 ですからその土壌はとても優秀な保水力をもった場所でないといけないことになります。しかも干ばつになってもその保水力を持続することが可能で、梅雨のような毎日雨が降ることがあっても50パーセントから60パーセントの水分量を保つことのできる排水能力も持ち合わせていないといけません。

 ですから理想でいうと傾斜15度程度になっている土地は高麗人参が育つのに適しているといえます。また酸性の土地が適しているとも言われています。人参自体はとてもアルカリ性に弱く、ph4.5から5.8の間で生育するのです。

 なので化学肥料が混ざっている土地であるとか、他の植物を事前に育てていた土地では生育しにくいのです。もう1つ高麗人参を育てる土壌で考えなければならないのは人参は漢方としてたくさんの病気や症状に対して大きな影響を与えます。

 となると、育っている間にどんな植物よりもたくさんの栄養を土地から吸収して育っているということが考えられます。人参を収穫した土地はすべての栄養を取られた言わば死んだ土地となりますので、その場所で人参を再び育てることはできないのです。

 仮に同じ土地で育てようとすると10年から15年くらい休耕地として管理しないと駄目なのです。また、直射日光にも弱いので方角的に北東に向いた土地でなければ育たないのです。

 天然で一番自生しているのは朝鮮半島では海抜200から300メートルの間で、中国地方では400から1600メートルの高地に自生しているのです。日本で最も多く栽培されている地方は福島県の会津地方だといわれています。

 そのほかでは島根県と長野県と日本では3県のみで生産されています。その量としてはわずかに63トンでその6割は香港や台湾に輸出されていますので国産の人参を探すのはとても大変です。

 高麗人参はとてもデリケートな植物で、生産数にも限りがあるため必然的に値段も高くなっているのです。